- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 中国経済 >
- 中国経済見通し~2009年は7.5%、2010年は8.2%成長へ
- 世界経済の急激な変化を受けて、中国政府は「外需主導から内需主導へ」の転換を進め景気の底割れを回避したが、内需主導への本格的な転換には時間を要するため、来年に向けての経済成長率は、2009年7.5%、2010年8.2%と、中国としては緩やかな回復になると予想している。
- 消費は、消費刺激策を受けて堅調に推移しているものの力強さに欠ける。社会保障制度の再構築は本格化しているが、効果が現れるのは来年以降になると見られる。
- 総資本形成は、公共投資とその関連投資が牽引役となって高水準を維持している。当面は公共投資とその関連投資を中心に高水準を維持すると見られるが、その他の投資については一旦の減速が予想される。
- 純輸出は、先進国の景気回復が緩やかなものに留まり、中国が先進国に先んじて景気回復すると見ているため、今年はマイナス寄与だが、来年にはプラス転換が期待できる。
(2009年08月14日「Weekly エコノミスト・レター」)
このレポートの関連カテゴリ
三尾 幸吉郎
研究・専門分野
三尾 幸吉郎のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2024/12/16 | 図表でみる世界のGDP-日本が置かれている現状と世界のトレンド | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レター |
2024/07/30 | 図表でみる世界の人口ピラミッド | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レター |
2024/04/05 | 不動産バブルの日中比較と中国経済の展望 | 三尾 幸吉郎 | 基礎研マンスリー |
2024/03/11 | Comparison of Real Estate Bubbles in China and Japan, and Prospects for the Chinese Economy | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レポート |
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2025年01月15日
貸出・マネタリー統計(24年12月)~利上げが貸出金利に波及、定期預金残高の底入れが顕著に -
2025年01月15日
景気ウォッチャー調査2024年12月~インバウンド需要は好調継続~ -
2025年01月15日
Investors Trading Trends in Japanese Stock Market:An Analysis for December 2024 -
2025年01月15日
投資部門別売買動向(24年12月)~海外投資家は買い越し、個人は売り越し~ -
2025年01月15日
アンケート調査から読み解く企業の物流戦略の現状と課題(2)~商慣行見直しやドライバー負荷軽減、共同配送、標準化、物流DXを推進する長期ビジョン・中期計画策定の社会的要請高まる
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
【中国経済見通し~2009年は7.5%、2010年は8.2%成長へ】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
中国経済見通し~2009年は7.5%、2010年は8.2%成長へのレポート Topへ