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- 米住宅関連指標は予想以上の改善~住宅価格は3年ぶりの前月比上昇に
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■見出し
・5月ケース・シラー20都市住宅価格指数は、前年比▲17.1%と減少幅を縮小:住宅価格の動き
・6月中古住宅販売戸数は年率489万戸と8ヵ月ぶりの水準を回復:住宅販売の動向
・6月新築住宅販売は、年率38.4万戸と前年比11%増
■introduction
米国では一連の住宅関連指標が発表されたが、6月新規住宅着工件数が年率58.2万戸と連月の増加、その後発表された6月住宅販売では中古販売・新築販売とも増加し、さらに、5月ケース・シラー20都市指数では3年ぶりの前月比プラスとなるなど、いずれも市場予想を上回る改善を見せた。背景には、低水準の住宅ローン金利や価格下落の進展で住宅購入余裕度が増す中、住宅一次取得層への住宅購入支援策も影響したと見られる。ただし、雇用の悪化が続き、貸し渋り問題が依然残されるなど、今後は、こうした問題が緩和されることにより、住宅市場の回復への足取りを、より確かなものにしていくと思われる。
(2009年07月29日「経済・金融フラッシュ」)
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土肥原 晋
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