2009年05月08日

5月BOE金融政策委員会:政策金利は据え置き、量的緩和の規模は拡大

経済研究部 常務理事 伊藤 さゆり

このレポートの関連カテゴリ

文字サイズ

■見出し

・政策金利は0.5%で据え置き、量的緩和は750億ポンドから1250億ポンドに拡大
・厳しい景気認識が背景
・5月のインフレ報告は13日、議事録は22日に公開

■introduction

イングランド銀行は6~7日に金融政策委員会(MPC)を開催、政策金利の0.5%での据え置きと3月に開始したBOEの資金による中長期国債等の資産買い取り(量的緩和)の規模を500億ポンド増額し、合計1250億ポンドとすることを決めた。
今回の決定の背景には、景気の現状が厳しく、先行きの不確実性がなお高いことがある。

(2009年05月08日「経済・金融フラッシュ」)

このレポートの関連カテゴリ

Xでシェアする Facebookでシェアする

経済研究部   常務理事

伊藤 さゆり (いとう さゆり)

研究・専門分野
欧州の政策、国際経済・金融

経歴
  • ・ 1987年 日本興業銀行入行
    ・ 2001年 ニッセイ基礎研究所入社
    ・ 2023年7月から現職

    ・ 2011~2012年度 二松学舎大学非常勤講師
    ・ 2011~2013年度 獨協大学非常勤講師
    ・ 2015年度~ 早稲田大学商学学術院非常勤講師
    ・ 2017年度~ 日本EU学会理事
    ・ 2017年度~ 日本経済団体連合会21世紀政策研究所研究委員
    ・ 2020~2022年度 日本国際フォーラム「米中覇権競争とインド太平洋地経学」、
               「欧州政策パネル」メンバー
    ・ 2022年度~ Discuss Japan編集委員
    ・ 2023年11月~ ジェトロ情報媒体に対する外部評価委員会委員
    ・ 2023年11月~ 経済産業省 産業構造審議会 経済産業政策新機軸部会 委員

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【5月BOE金融政策委員会:政策金利は据え置き、量的緩和の規模は拡大】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

5月BOE金融政策委員会:政策金利は据え置き、量的緩和の規模は拡大のレポート Topへ