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2009・2010年度経済見通し~08年10-12月期GDP2次速報後改定
経済研究部 経済調査部長 斎藤 太郎
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- 2008年10-12月期のGDP2次速報は、民間在庫の上方修正を主因として、実質GDP成長率が1次速報の前期比▲3.3%(年率▲12.7%)から前期比▲3.2%(年率▲12.1%)へと上方修正された。
- 実質GDP成長率は2008年度が▲3.0%、2009年度が▲4.5%、2010年度が0.8%と予想する。前回見通し(2月時点)から2008年度、2009年度の成長率をそれぞれ▲0.1%、▲0.6%下方修正した。2009年度の下方修正は、2008年度の最終四半期にあたる2009年1-3月期の予測を下方修正したことにより、2008年度から2009年度へのゲタ(発射台)が大幅に下がったことが主因である。
- 景気は2010年初め頃に底打ちすると予想するが、米国をはじめとした海外経済の低成長が長期化する可能性が高いため、前回の回復局面のような輸出の高い伸びは当面期待できない。2010年度中は前期比年率1%前後の低成長が続くだろう。
- 景気の急速な悪化を受けて、失業率の上昇ペースは今後加速する可能性が高く、2009年後半に過去最悪の5.5%を超えた後、2010年には6%台に達すると予想する。
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