- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 保険 >
- 中国・アジア保険事情 >
- 中国農村と民間保険の取組
■目次
1--------はじめに
2--------農村と民間保険商品
3--------小額保険の試験的な導入
4--------おわりに
■introduction
2008年8月、中国・北京市でオリンピックが盛大に行われる中、保険業界でも新たな取組みがスタートした。それは農村部の低所得者向けに民間保険会社が小額保険(マイクロ・インシュアランス)を開発、販売を試験的に開始したことである。
中国の保険業界において、2007年の収入保険料は前年比25%増の7,033億元(生損保合計)で、2桁成長を続けている。しかし、この成長の牽引はもっぱら広東省、江蘇省、北京市など都市部や沿海部で、所得が比較的高い地域に集中している。これらの地域では社会保障制度がある程度整っており、民間保険は社会保険では適用されないより高度な保障を受けるため、もしくは資産運用の一環としての加入がはかられている。
(2009年01月26日「基礎研マンスリー」)
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1784
- 【職歴】
2005年 ニッセイ基礎研究所(2022年7月より現職)
(2023年 東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程修了) 【社外委員等】
・日本経済団体連合会21世紀政策研究所研究委員
(2019~2020年度・2023年度~)
・生命保険経営学会 編集委員・海外ニュース委員
・千葉大学客員教授(2024年度~)
・千葉大学客員准教授(2023年度) 【加入団体等】
日本保険学会、社会政策学会、他
博士(学術)
片山 ゆきのレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2024/11/14 | 中国「国10条3.0」-中国保険市場の成長指針 | 片山 ゆき | 基礎研レター |
2024/10/15 | 中国、定年延長と課題【アジア・新興国】中国保険市場の最新動向(65) | 片山 ゆき | 保険・年金フォーカス |
2024/08/28 | 離婚クーリングオフ制度、再燃(中国) | 片山 ゆき | 研究員の眼 |
2024/08/09 | 定年退職年齢引き上げ騒動(中国) | 片山 ゆき | 研究員の眼 |
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年12月03日
今週のレポート・コラムまとめ【11/26-12/2発行分】 -
2024年12月02日
2025年度の年金額の見通しは1.9%増で、年金財政の健全化に貢献 (後編)-2025年度の見通しと注目点 -
2024年12月02日
2025年度の年金額の見通しは1.9%増で、年金財政の健全化に貢献 (前編)-年金額改定の仕組み -
2024年12月02日
なぜ日本では「女性活躍」が進まないのか~“切り札”としての男性育休取得推進~ -
2024年12月02日
法人企業統計24年7-9月期-経常利益は7四半期ぶりに減少したが、設備投資は堅調を維持
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
【中国農村と民間保険の取組】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
中国農村と民間保険の取組のレポート Topへ