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- 冷え込み続く米住宅市場~最低記録更新の中古住宅販売と住宅価格下落
■見出し
・1月新築住宅販売が続落、13年ぶりの低水準へ
・1月中古住宅販売戸数は489万戸と、99年以来の最低記録を更新
・10-12月期OFHEO住宅価格(購入指数)が、初の前年比マイナス
■introduction
米住宅市場は、10-12月期GDPが0.6%(前期比年率、速報値)と急低下する中、住宅投資は同▲23.9%と26年ぶりの下落率を記録したが、1-3月期に入っても悪化は止まりそうな状況にはない。今週発表の住宅関連指標では、1月新築販売が3ヵ月連続の減少で13年ぶりの低水準を記録、中古販売は8ヵ月連続の減少で統計開始以来の最低低水準を更新した。先週発表の1月住宅着工戸数は年率101.2万戸とやや持ち直したものの、12月(100.4万戸)を除けば1991年以来の低水準にある。昨年8月のサブプライム問題の深刻化による金融市場の混乱以来、住宅市場の冷え込みはさらに強まっている状況と言えよう。
(2008年02月28日「経済・金融フラッシュ」)
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土肥原 晋
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