- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 日本経済 >
- 鉱工業生産07年10月~電子部品・デバイスの在庫調整終了
■見出し
・生産指数は2ヵ月ぶりの上昇
・電子部品・デバイスの在庫調整は終了
■introduction
経済産業省が11月29日に公表した鉱工業指数によると、10月の鉱工業生産指数は前月比1.6%と2ヵ月ぶりの上昇となり、ほぼ事前の市場予想(ロイター集計:前月比1.7%、当社予想は0.9%)通りの結果となった。出荷指数は、前月比2.1%と2ヵ月ぶりの上昇、在庫指数は前月比0.6%と3ヵ月連続の上昇となった。
10月の生産を業種別に見ると、輸出の好調を反映して、一般機械(前月比7.0%)、輸送機械(前月比5.1%)が大幅に上昇したほか、在庫調整がほぼ終了したと見られる電子部品・デバイス(同2.6%)が5ヵ月連続の上昇となった。
一方、建築基準法改正に伴う建築着工の落ち込みの影響から、窯業・土石(建設財のウェイト:60%)は前月比▲2.3%と4ヵ月連続の低下となった。
速報段階で公表される16業種中、10業種が上昇、6業種が低下となった。
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1836
- ・ 1992年:日本生命保険相互会社
・ 1996年:ニッセイ基礎研究所へ
・ 2019年8月より現職
・ 2010年 拓殖大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2012年~ 神奈川大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2018年~ 統計委員会専門委員
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月19日
しぶといドル高圧力、一体いつまで続くのか?~マーケット・カルテ5月号 -
2024年04月19日
年金将来見通しの経済前提は、内閣府3シナリオにゼロ成長を追加-2024年夏に公表される将来見通しへの影響 -
2024年04月19日
パワーカップル世帯の動向-2023年で40万世帯、10年で2倍へ増加、子育て世帯が6割 -
2024年04月19日
消費者物価(全国24年3月)-コアCPIは24年度半ばまで2%台後半の伸びが続く見通し -
2024年04月19日
ふるさと納税のデフォルト使途-ふるさと納税の使途は誰が選択しているのか?
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【鉱工業生産07年10月~電子部品・デバイスの在庫調整終了】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
鉱工業生産07年10月~電子部品・デバイスの在庫調整終了のレポート Topへ