- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 米国経済動向~ハリケーンのダメージから回復へ
2005年11月18日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
<米国経済の動き>
- 7-9月期の実質GDPは、前期比年率3.8%と市場予想の3.6%を上回り、その後発表された小売売上高は自動車除きのベースでは堅調に推移するなど、ハリケーンの影響についての懸念を緩和した。また、足下のガソリン価格の下落も消費者心理を改善させていると見られ、クリスマスセールについての期待も高まりつつある。
- 10月物価指数は、総じて落ち着いた推移を見せており、高騰したエネルギー価格の波及は、緩やかなペースに留まると思われる。
- FRBは、11/1のFOMCでFF金利の目標水準を4.0%に引上げた。昨年6月以降12度目の利上げとなるが、FRBでは引続きインフレリスクを懸念しており、今後も慎重なペースでの利上げが続けられよう。また、来年2月以降のバーナンキ次期議長の金融政策の舵取りが注目されることとなろう。
(2005年11月18日「Weekly エコノミスト・レター」)
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
土肥原 晋のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2014/04/07 | 金融危機5周年、米経済に変革の兆し-シェールガス革命が復興の鍵に | 土肥原 晋 | 基礎研マンスリー |
2014/03/05 | 徐々に高まる成長ステージ、2015年本格回復を視野に | 土肥原 晋 | ニッセイ年金ストラテジー |
2014/02/25 | 金融危機5周年、米経済に変革の兆し-シェールガス革命が復興の鍵に | 土肥原 晋 | ニッセイ景況アンケート |
2014/02/21 | 寒波の影響色濃い米経済~金融政策はガイダンス変更に注目 | 土肥原 晋 | Weekly エコノミスト・レター |
新着記事
-
2025年09月17日
ふるさと納税「お得競争」の終焉-ポイント還元の廃止で問われる「地域貢献」と「持続可能な制度」のこれから -
2025年09月17日
貿易統計25年8月-関税引き上げの影響が顕在化し、米国向け自動車輸出が数量ベースで大きく落ち込む -
2025年09月17日
「最低賃金上昇×中小企業=成長の好循環」となるか?-中小企業に託す賃上げと成長の好循環の行方 -
2025年09月17日
家計消費の動向(二人以上世帯:~2025年7月)-実質賃金改善下でも「メリハリ消費」継続、娯楽支出は堅調を維持 -
2025年09月16日
インド消費者物価(25年9月)~8月のCPI上昇率は+2.1%に上昇、GST合理化でインフレ見通しは緩和
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【米国経済動向~ハリケーンのダメージから回復へ】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
米国経済動向~ハリケーンのダメージから回復へのレポート Topへ