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- 減速から景気後退へ~2次QE後経済見通し
2004年12月10日
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- 12月8日発表の7-9月期の実質経済成長率(2次速報)では、景気回復力が弱まっていることが確認された。輸出の伸び鈍化による外需の悪化が設備投資の伸びを低下させており、これまで堅調と考えられてきた消費も、家計所得の低迷等から減速していることが明らかとなった。
- 10月以降ジリジリと円高が進んでいることも加わって、輸出の伸びの鈍化から景気は2005年初めをピークに後退に至るだろう。実質GDP推計方法の変更を反映して、11月17日発表の2004・2005年度経済見通しを修正した。2004年度の実質成長率は2.0%、名目成長率は0.8%と見込まれる。2005年度は、実質成長率が0.5%、名目成長率は▲0.3%と大きく減速するだろう。
(2004年12月10日「Weekly エコノミスト・レター」)
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