- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 欧州経済 >
- 2003年~2004年欧米経済見通し
2003年06月20日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
<米国経済見通し・米金利シナリオ>
- 米国経済は、減税法の成立により、下半期の可処分所得押し上げ効果が見込まれ、消費支出の回復を中心に、緩やかに成長率を高めよう。2003年の成長率は2.2%、2004年については2.9%への回復が見込まれる。
- 米国長期金利(10年国債金利)については、想定フェアバリューを3%半ば±50bpにやや下方修正した。もともとリスクシナリオ的要素であったデフレへの警戒が強まっているのに加え、長期債が極端に買われ過ぎているとも言えない、というのがその根拠だ。
<欧州経済見通し>
- ユーロ圏経済は、年央も輸出回復の遅れや雇用調整の持続から停滞、2003年の成長率は0.7%に留まろう。2004年は外部環境の改善とともに緩やかな回復が予想される。
- イギリス経済は、個人消費の鈍化と輸出・生産の緩慢な回復が続き、2003年は1.6%、2004年は1.8%成長となろう。6月9日の財務相報告では、次期総選挙前のユーロ参加の国民投票の可能性が残されたものの、その実現可能性は高いものではない。
(2003年06月20日「Weekly エコノミスト・レター」)
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋

新着記事
-
2025年05月02日
金利がある世界での資本コスト -
2025年05月02日
保険型投資商品等の利回りは、良好だったが(~2023 欧州)-4年通算ではインフレ率より低い。(EIOPAの報告書の紹介) -
2025年05月02日
曲線にはどんな種類があって、どう社会に役立っているのか(その11)-螺旋と渦巻の実例- -
2025年05月02日
ネットでの誹謗中傷-ネット上における許されない発言とは? -
2025年05月02日
雇用関連統計25年3月-失業率、有効求人倍率ともに横ばい圏内の動きが続く
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
【2003年~2004年欧米経済見通し】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
2003年~2004年欧米経済見通しのレポート Topへ