- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 不動産 >
- 不動産市場・不動産市況 >
- 本当に有利か?ワンルームマンション投資 -投資リスクを誤解させる利回り表示
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■見出し
1.再び人気を呼ぶワンルームマンション投資
2.さまざまな利回り指標
3.不動産リスクプレミアムの想定
4.求められる投資家教育と適切な情報開示
■introduction
「ペイオフ対策の新たな運用手段」、「低金利時代に預金より高い利回りが期待できる」、「家賃収入を将来の年金の一助に」などのキャッチコピーで、ワンルームマンション投資が再び人気を呼んでいる。1980年代後半のバブル期は、転売時の値上がり益や節税効果を狙った投資商品が主流であったが、今回は、低金利下における長期安定的な利回り商品という性格付けが個人投資家にアピールしているようだ。
しかし、ワンルームマンション投資は、個人にとって本当に有利な資産運用手段であるといえるのであろうか。少なくとも、重要な投資判断材料のひとつである利回りについて、正しく理解しないまま投資を行っている個人が多いように見受けられる。
そこで、以下では、ワンルームマンション投資における「利回り」について、金融的アプローチによる投資判断の考え方を理解する一助とするため、モデルケースを用いて解説したい(図表-1)。
(2002年10月08日「不動産投資レポート」)
このレポートの関連カテゴリ
不動産投資分析T
不動産投資分析Tのレポート
| 日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
|---|---|---|---|
| 2012/10/03 | Japan’s Property Business Frontiers: Declining Birthrate and Aging Population | 不動産投資分析T | 不動産投資レポート |
| 2004/11/25 | 東京のオフィス市場動向 | 不動産投資分析T | 基礎研マンスリー |
| 2004/11/11 | 東京のオフィス市場動向 -不透明な賃貸市場と過熱する投資市場 | 不動産投資分析T | 不動産投資レポート |
| 2004/10/21 | オフィス市況アンケートのまとめ -実務家・専門家がみる今後のオフィス市場 | 不動産投資分析T | 不動産投資レポート |
新着記事
-
2025年11月04日
今週のレポート・コラムまとめ【10/28-10/31発行分】 -
2025年10月31日
交流を広げるだけでは届かない-関係人口・二地域居住に求められる「心の安全・安心」と今後の道筋 -
2025年10月31日
ECB政策理事会-3会合連続となる全会一致の据え置き決定 -
2025年10月31日
2025年7-9月期の実質GDP~前期比▲0.7%(年率▲2.7%)を予測~ -
2025年10月31日
保険型投資商品の特徴を理解すること(欧州)-欧州保険協会の解説文書
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【本当に有利か?ワンルームマンション投資 -投資リスクを誤解させる利回り表示】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
本当に有利か?ワンルームマンション投資 -投資リスクを誤解させる利回り表示のレポート Topへ










