2001年11月01日

持ち合い解消と金庫株

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株式持ち合いの解消が続いており、解消売りによる過剰供給は株価の不安材料である。そのため、企業による自己株式の取得は、シグナリング効果も加わって、投資家の不安を払拭する有効な手段となるだろう。ただ、消却されないで、金庫株として保有継続される限り、ベンチマーク(TOPIX)の歪みが解消しないことに留意が必要である。

(2001年11月01日「ニッセイ年金ストラテジー」)

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