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- 7-9月期GDPは新基準で0.3%成長
2000年11月27日
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<7-9月期GDP(93SNA・95年基準)>
- 7-9月期の実質GDPは前期比0.3%(前期比年率1.4%)と推計される。民間消費、住宅投資が減少したものの、民間設備投資が大幅増加となり、民需の伸びが高まった。しかし、公需、外需がともにマイナスとなったため、小幅なプラス成長にとどまった。
- 日本経済は民需主導の成長に移行しつつあるものの、消費の回復が遅く、依然回復は力強さに欠ける。
- 10月の二面等価月次GDPは前月比0.6%、需要面0.5%、供給面0.7%である。
<今週の焦点:新基準のGDP統計で何が変わったのか>
- GDP速報値は7-9月期から93SNAベースで公表される。新基準への変更により、名目GDPの水準が上方修正されたほか、成長率も過去にさかのぼって改訂された。
(2000年11月27日「Weekly エコノミスト・レター」)
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経歴
- ・ 1992年:日本生命保険相互会社
・ 1996年:ニッセイ基礎研究所へ
・ 2019年8月より現職
・ 2010年 拓殖大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2012年~ 神奈川大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2018年~ 統計委員会専門委員
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