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■目次
1. 増加する大手の地方出店
2. 地方出店増加の背景
3. 1店舗当たり売上高の地域格差
■introduction
大手コンビニエンス・ストア (以下 CVS) チェーンの地方*への出店が増加している。 大手8社の総店舗数を地域別にみると、 85 年度には 2,766 店だった地方 CVS は、 その後の 10 年間で 12,796 店へと大幅に増加し、 その構成比は 36%から 48%にまで高まっている (図表-1)。
また 85 年度と 95 年度の店舗純増を比較すると、 85 年度は純増の 58%が大都市部であり、 しかもその8割弱は首都圏と、 首都圏集中型であったのに対して、 95 年度は 57%が地方の純増となっている。
主要 CVS チェーンでは、 今後も地方を中心に多くの新規出店が計画されている (図表-2)。 特に新規エリア開拓に最も力を入れているローソンでは、 97 年度には地方4県への出店が計画され、 これにより CVS 業界初の全都道府県出店を果たすことになる。
(1997年06月25日「基礎研マンスリー」)
瀬木 基子
研究・専門分野
瀬木 基子のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
1997/06/25 | 加速するコンビニエンス・ストアの地方展開 | 瀬木 基子 | 基礎研マンスリー |
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