- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経営・ビジネス >
- 企業経営・産業政策 >
- 離陸期を迎えるモバイルデータ通信
■目次
I. 世界トップレベルに達した移動電話普及率
II. 需要高まるモバイルデータ通信
III.期待される移動通信分野の国際競争力向上
■introduction
移動電話(携帯電話・PHS)の急速な普及が続いている。96年末の加入数は前年比166%増の2311万台(携帯電話1817万台、PHS494万台)に達し、人口普及率も18%を突破し米国を上回った見込みである。成長の最大の牽引力は端末価格や新規加入料、通話料の大幅な低下だが、96年末から97年初には新規加入料が無料化され、96年度末には加入数2500万台、人口普及率20%が確実となっている。
またわが国ではデジタル方式の加入率が急伸しており、米国などと比べてデジタル化率が高くなっていることも注目される。これはアナログ携帯電話の加入容量が限界となったことと、もともとデジタル方式であるPHSの普及に起因するが、データ通信速度が速く音声通話以外の応用用途が広いデジタル方式の比率が8割強に高まったことで、わが国は質・量双方の面で世界最高水準の移動通信先進国となった。
(1997年03月25日「基礎研マンスリー」)
吉久 雄司
研究・専門分野
吉久 雄司のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2000/03/25 | 雇用流動化時代を担う人材紹介業 | 吉久 雄司 | 基礎研マンスリー |
2000/03/01 | 道半ばの金融機関の人事制度改革とプロフェッショナル人材育成 | 吉久 雄司 | ニッセイ基礎研所報 |
1999/07/01 | 新たな成長シナリオが求められる総合商社 | 吉久 雄司 | 経済調査レポート |
1999/06/25 | デジタル化時代に求められる放送規制 | 吉久 雄司 | 基礎研マンスリー |
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年10月23日
IMF世界経済見通し-ディスインフレは順調に進むが、下振れリスクも -
2024年10月23日
中国経済:24年7~9月期の評価-小幅減速にとどまるも内需悪化には歯止めがかからず、見かけよりも厳しい状況 -
2024年10月23日
円安再燃、1ドル160円に逆戻りするリスクは?~マーケット・カルテ11月号 -
2024年10月23日
大学卒女性の働き方別生涯賃金の推計(令和5年調査より)-正社員で2人出産・育休・時短で2億円超、男性並で3億円超 -
2024年10月23日
目玉焼きは英語でサニーサイドアップ、とは限らない-意図や習慣を踏まえた訳語の選択-
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
【離陸期を迎えるモバイルデータ通信】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
離陸期を迎えるモバイルデータ通信のレポート Topへ