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- 日経平均オプション市場の動向と利用の方法
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■見出し
1.はじめに
2.市場の動向
3.ボラティリティーの動向
4.売買シミュレーション
5.おわりに
■はじめに
平成元年6月12日から、大阪証券取引所に日経平均オプションが上場された。
株式オプションの取引が日本国内で行われるのはこれが初めてである。これは、多様な組み合わせによって、さまざまな形で現物資産(株式)のリスクの管理ができること、あるいはハイリスク・ハイリターン商品として新たな投資機会となること、といったさまざまな期待を担って開始された。そのため、当初から、次のような点が注目されていた。
(1)市場の規模や価格付けなど、取引市場の動向はどうか。
(2)ブラック・ショールズモデルなどのオプション価格環論との関係はどうか。
本稿では、上場開始から最初の満期日までの1ヵ月間の公表されたデータをもとにして、以上の視点に基づいて市場の動向を概観し、この市場にオプション理論の応用を試みることにする。
(1989年10月01日「調査月報」)
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樋口 修平
樋口 修平のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
1991/04/01 | 転換社債・ワラント債の大量発行の残した問題点 | 樋口 修平 | 調査月報 |
1989/10/01 | 日経平均オプション市場の動向と利用の方法 | 樋口 修平 | 調査月報 |
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