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【アジア・新興国】不動産投資家として存在感を増すアジアの保険会社~台湾、韓国に続き、中国本土の保険会社も不動産投資を本格化~

増宮 守
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近年、アジアの保険会社による不動産投資の拡大は著しく、以前から積極的な台湾や韓国の保険会社に続き、規制緩和を受けて参入した中国本土の保険会社の動きも活発化している。しかし、2015年の下期以降、世界的に金融市場は動揺し、投資家のリスク意識が高まっている。本稿では、こうしたリスク意識の高まりの中、アジアの保険会社による不動産投資の現状を確認する。
■目次
1―はじめに
2―不動産取引のピークアウト
3―アジアの保険会社による不動産投資の拡大
4―アジア各国の保険市場の成長
5―さらなる不動産投資の積極化
6―おわりに
1―はじめに
1 増宮 守、「【アジア・新興国】アジアの保険会社による不動産投資~日本国内で不動産投資を積極化する可能性も~」 ニッセイ基礎研究所、基礎研レター2016/2/17
2―不動産取引のピークアウト
一方、不動産投資家動向を確認するために、賃料収入や売却益目的で取得する収益不動産の取引額をみると(図表-2青)、こちらも既に2014年にピークアウトし、2016年上期には縮小が顕著となっている。やはり、中国経済の失速懸念が高まり、アジア通貨の下落も進む中、投資家はアジアパシフィック地域での不動産投資に慎重になったとみられる。
(2016年08月30日「保険・年金フォーカス」)
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