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- 2014~2016年度経済見通し~14年1-3月期GDP2次速報後改定
2014年06月09日
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<実質成長率:2014年度0.5%、2015年度1.1%、2016年度1.3%を予想>
- 2014年1-3月期の実質GDP(2次速報値)は設備投資の上方修正を主因として1次速報の前期比1.5%(年率5.9%)から前期比1.6%(年率6.7%)へと上方修正された。
- GDP2次速報の結果を受けて、5月に発表した経済見通しの改定を行った。実質GDP成長率は2014年度が0.5%、2015年度が1.1%、2016年度が1.3%と予想する。成長率の見通しは5月時点から変更していない。
- 2014年4-6月期は消費税率引き上げ前の駆け込み需要の反動減を主因として大幅マイナス成長が避けられないが、反動の影響が一巡する7-9月期にはプラス成長に戻り、景気の回復基調は維持されるだろう。
- 消費者物価上昇率(生鮮食品を除く総合)は1%台半ばの伸びとなっているが、円安効果の一巡や消費税率引き上げ後の景気減速の影響から、2014年末にかけて1%を割り込む可能性が高い(消費税率引き上げを除くベース)。消費者物価上昇率は2014年度が0.9%、2015年度が0.8%、2016年度が1.1%と予想する。物価が安定的に1%を上回る伸びとなるのは2016年度後半となるだろう。
(2014年06月09日「Weekly エコノミスト・レター」)
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経歴
- ・ 1992年:日本生命保険相互会社
・ 1996年:ニッセイ基礎研究所へ
・ 2019年8月より現職
・ 2010年 拓殖大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2012年~ 神奈川大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2018年~ 統計委員会専門委員
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