- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 不動産 >
- 不動産市場・不動産市況 >
- 海外資金の国内不動産取得動向~J-REITの陰に隠れた回復を確認~
2014年04月16日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
<要旨>
- 2013年の国内不動産取引は大幅に拡大した。主な原動力はJ-REITによる積極的な物件取得で、その額は前年の約3倍に及んだ。
- J-REITが主にスポンサー企業との相対取引によって物件取得額を拡大した一方、その他の投資家の動きは目立たず、海外資金による物件取得額は若干の増加に止まった。
- ただし、米国や香港などの主な国からの投資は増加しており、前年の中国政府系ファンドによる大規模案件を除くと、海外資金による物件取得額は増加傾向といえる。
- 海外資金による物流施設やホテルの取得動向にはセクター固有のサイクルが表れ、また、オフィスや住宅の取得動向から、不動産取引の活発化や海外投資家の積極的な投資姿勢が窺われた。
- 今後は、J-REITや海外資金による積極的な物件取得が続く他、年金基金が注目する私募REITの物件取得拡大も見込まれる。
(2014年04月16日「不動産投資レポート」)
このレポートの関連カテゴリ
増宮 守
増宮 守のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2017/08/29 | 【アジア・新興国】アジアの保険会社による不動産投資の拡大も踊り場に~当面は中国政府の海外投資規制強化に注目~ | 増宮 守 | 保険・年金フォーカス |
2017/08/01 | 大丸有(大手町、丸の内、有楽町)の国際化にみる今後のエリア包括的開発への期待 | 増宮 守 | 研究員の眼 |
2017/05/01 | 豊洲市場がヒルズ化?ダイナミックに変貌する都心東側のソフト戦略に注目 | 増宮 守 | 研究員の眼 |
2017/03/14 | 海外資金による国内不動産取得動向(2016年)~アベノミクス開始以前の状況に後退~ | 増宮 守 | 基礎研レポート |
新着記事
-
2025年03月21日
東南アジア経済の見通し~景気は堅調維持、米通商政策が下振れリスクに -
2025年03月21日
勤務間インターバル制度は日本に定着するのか?~労働時間の適正化と「働きたい人が働ける環境」のバランスを考える~ -
2025年03月21日
医療DXの現状 -
2025年03月21日
英国雇用関連統計(25年2月)-給与(中央値)伸び率は5.0%まで低下 -
2025年03月21日
宇宙天気現象に関するリスク-太陽フレアなどのピークに入っている今日この頃
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
【海外資金の国内不動産取得動向~J-REITの陰に隠れた回復を確認~】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
海外資金の国内不動産取得動向~J-REITの陰に隠れた回復を確認~のレポート Topへ