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- 海外資金の国内不動産取得動向~J-REITの陰に隠れた回復を確認~
<要旨>
- 2013年の国内不動産取引は大幅に拡大した。主な原動力はJ-REITによる積極的な物件取得で、その額は前年の約3倍に及んだ。
- J-REITが主にスポンサー企業との相対取引によって物件取得額を拡大した一方、その他の投資家の動きは目立たず、海外資金による物件取得額は若干の増加に止まった。
- ただし、米国や香港などの主な国からの投資は増加しており、前年の中国政府系ファンドによる大規模案件を除くと、海外資金による物件取得額は増加傾向といえる。
- 海外資金による物流施設やホテルの取得動向にはセクター固有のサイクルが表れ、また、オフィスや住宅の取得動向から、不動産取引の活発化や海外投資家の積極的な投資姿勢が窺われた。
- 今後は、J-REITや海外資金による積極的な物件取得が続く他、年金基金が注目する私募REITの物件取得拡大も見込まれる。
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増宮 守
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(2014年04月16日「不動産投資レポート」)
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