- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 不動産 >
- REIT(リート) >
- 景況感は9割超が楽観、見通しも上向き ~消費税率引き上げ懸念は限定的~ 第10回不動産市況アンケート結果
景況感は9割超が楽観、見通しも上向き ~消費税率引き上げ懸念は限定的~ 第10回不動産市況アンケート結果

増宮 守
このレポートの関連カテゴリ
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
<要旨>
- 不動産分野の実務家・専門家に対する市況アンケート(第10回)において、不動産投資市場全体(物件売買、新規開発、ファンド組成)の現在の景況感について聞いたところ、「やや良い」または「良い」とする回答が9割を超えた。
- 6ヵ月後の見通しについては、「やや良くなる(賃料や価格が上昇する、取引が活発化する)」とする回答が最も多かった。
- 今後、価格上昇や市場拡大が期待でき魅力的と思われる投資対象(証券化商品含む)として、「ヘルスケア不動産」、「物流施設」、「オフィスビル」が最も多くの支持を得た。また、前回と比べ「ホテル」や「都市型商業ビル」といった消費関連セクターに対する期待の高まりも顕著にみられた。
- 2014年4月に予定される消費税率引き上げが不動産市場に与える影響については、「全く心配していない」または「あまり心配していない」とする回答が3分の2を占めた。
- 7年後の東京オリンピック開催については、海外に関連した「国際空港アクセスの整備促進」、「アジア都市における東京の優位性や地位の向上」、「外国人観光客の増加」などを期待する回答が多かった。
(2013年10月21日「不動産投資レポート」)
このレポートの関連カテゴリ
増宮 守
増宮 守のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2017/08/29 | 【アジア・新興国】アジアの保険会社による不動産投資の拡大も踊り場に~当面は中国政府の海外投資規制強化に注目~ | 増宮 守 | 保険・年金フォーカス |
2017/08/01 | 大丸有(大手町、丸の内、有楽町)の国際化にみる今後のエリア包括的開発への期待 | 増宮 守 | 研究員の眼 |
2017/05/01 | 豊洲市場がヒルズ化?ダイナミックに変貌する都心東側のソフト戦略に注目 | 増宮 守 | 研究員の眼 |
2017/03/14 | 海外資金による国内不動産取得動向(2016年)~アベノミクス開始以前の状況に後退~ | 増宮 守 | 基礎研レポート |
新着記事
-
2025年06月13日
インド消費者物価(25年5月)~5月のCPI上昇率は+2.8%、食品価格の低下が続いて6年ぶりの低水準に -
2025年06月13日
年齢制限をすり抜ける小学生たち -
2025年06月13日
欧州保険会社が2024年のSFCR(ソルベンシー財務状況報告書)を公表(2)-SCRの算出(内部モデルの使用状況と分散効果の状況等)- -
2025年06月13日
DeepSeekに見るAIの未来 -近年のAI進化の背景とは -
2025年06月13日
株主提案による役員選任議案-フジメディア・ホールディングス
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
【景況感は9割超が楽観、見通しも上向き ~消費税率引き上げ懸念は限定的~ 第10回不動産市況アンケート結果】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
景況感は9割超が楽観、見通しも上向き ~消費税率引き上げ懸念は限定的~ 第10回不動産市況アンケート結果のレポート Topへ