- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 中国経済 >
- 中国経済:大学新卒者は史上最悪の就職難なのに求人倍率は上昇、中国では一体何が起きているのか?
2013年06月11日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
- 今年、中国本土で普通大学を卒業する学生の数は前年比19万人増の699万人となる見込みだが、7月の就職時期が迫るこの時期になっても就職内定率は低迷、史上最悪の就職難といわれている。
- 都市部全体の労働需給は良好なのに、大卒者の労働需給だけが悪化している背景には、1998年以来の高等教育改革で大学が急増したことがあり、大卒者には深刻な雇用ミスマッチが起きている。
- 雇用ミスマッチを解消するには、産業構造及び各産業内の高度化が必要だが、既存雇用のリストラという痛みも伴う。現在の労働需給は良好なため、痛みを伴う改革を進めるチャンスである。
(2013年06月11日「基礎研レター」)
三尾 幸吉郎
三尾 幸吉郎のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2025/04/15 | 図表でみる世界の民主主義-日本の民主主義指数は上昇も、世界平均は低下。世界ではいったい何が起きているのか? | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レター |
2024/12/16 | 図表でみる世界のGDP-日本が置かれている現状と世界のトレンド | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レター |
2024/07/30 | 図表でみる世界の人口ピラミッド | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レター |
2024/04/05 | 不動産バブルの日中比較と中国経済の展望 | 三尾 幸吉郎 | 基礎研マンスリー |
新着記事
-
2025年05月02日
金利がある世界での資本コスト -
2025年05月02日
保険型投資商品等の利回りは、良好だったが(~2023 欧州)-4年通算ではインフレ率より低い。(EIOPAの報告書の紹介) -
2025年05月02日
曲線にはどんな種類があって、どう社会に役立っているのか(その11)-螺旋と渦巻の実例- -
2025年05月02日
ネットでの誹謗中傷-ネット上における許されない発言とは? -
2025年05月02日
雇用関連統計25年3月-失業率、有効求人倍率ともに横ばい圏内の動きが続く
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
【中国経済:大学新卒者は史上最悪の就職難なのに求人倍率は上昇、中国では一体何が起きているのか?】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
中国経済:大学新卒者は史上最悪の就職難なのに求人倍率は上昇、中国では一体何が起きているのか?のレポート Topへ