- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 日本経済 >
- 貿易統計12年5月~貿易赤字がさらに拡大
貿易統計12年5月~貿易赤字がさらに拡大
03-3512-1836
このレポートの関連カテゴリ
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■見出し
・貿易収支は市場予想を大きく下回る
・米国向け輸出が輸出全体を下支えする構図は変わらず
■introduction
財務省が6月20日に公表した貿易統計によると、12年5月の貿易収支は▲9,073億円と3ヵ月連続の赤字となり、事前の市場予想(QUICK集計:▲5,150億円、当社予想は▲5,930億円)を大きく下回った。輸出は4月の前年比7.9%から同10.0%へと伸びを高めたが、事前予想では3%程度となっていた輸入の伸びが前年比9.3%(4月:同8.1%)とそれを大きく上回った。
季節調整済の貿易収支は▲6,572億円と15ヵ月連続の赤字となり、4月の▲5,120億円から赤字幅が拡大した。輸出が前月比▲0.5%と6ヵ月ぶりに減少する一方、輸入が前月比1.9%と2ヵ月ぶりに増加した。季節調整済の貿易赤字は東日本大震災直後の11年4月の▲6,971億円に次ぐ高い水準となった。
5月の貿易収支は輸入の上振れを主因として、事前の市場予想を大きく下回ったが、今年の5月は休日(土日、祝祭日)が昨年よりも2日少なく、通関日数が多かったことが輸入の高い伸びに影響している可能性があることには注意が必要だ。
今年の5月の営業日数を旬別に前年と比較すると、上旬が2日増、中旬が2日減、下旬が2日増となっており、輸入の伸びは上旬が前年比30.2%、中旬が同▲22.6%、下旬が31.4%と営業日数の増減に連動する形となっている。5月の輸入の伸びは営業日数の影響で高めに出ており、このことが貿易収支の悪化の一因となっている可能性が高いため、5月の貿易収支が実勢として大きく悪化したと考えるのは早計だろう。
(2012年06月20日「経済・金融フラッシュ」)
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1836
新着記事
-
2026年02月13日
マレーシアGDP(2025年10-12月期)~内需主導で6%台成長、投資拡大が成長を牽引 -
2026年02月13日
インド消費者物価(26年2月)~新基準下でCPIは2%台後半、政策は中立維持 -
2026年02月13日
スマホ時代の監視社会-カメラを向けられているかもしれないという不安 -
2026年02月13日
英国GDP(2025年10-12月期)-前期比0.1%で低めの成長率が続く -
2026年02月13日
提言:口コミ投稿の開示は大数の法則を充足してから
お知らせ
-
2025年12月16日
News Release
令和7年度 住宅ストック維持・向上促進事業「良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業」に関するシンポジウムの開催
-
2025年12月01日
News Release
-
2025年12月01日
News Release
【貿易統計12年5月~貿易赤字がさらに拡大】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
貿易統計12年5月~貿易赤字がさらに拡大のレポート Topへ









