- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 不動産 >
- 不動産市場・不動産市況 >
- 名古屋オフィス市場の現況と見通し(改訂版)
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■introduction
本年9月15日に名古屋のオフィス市場の現状とオフィス賃料の見通しを予測した『名古屋オフィス市場の現況と見通し』を公表した。今回、現地調査に基づき今後のオフィス供給量の見直しを行い、改めてオフィス賃料の将来予測を実施したので改訂版を提供する。
名古屋では2007年から2009年にかけて、ミッドランドスクエア、名古屋ルーセントタワー、名古屋インターシティ、名古屋プライムセントラルタワーなど、過去にない大規模なオフィス供給が続いた。オフィスの大量供給がなされる中で2008年9月にリーマンショックが発生し、その後、名古屋のオフィス市況は大幅に悪化した。
シービーリチャードエリスによると、2011年第III期(9月)時点の主要7都市空室率をみると、名古屋は13.1%と、福岡(13.4%)に次ぎ、仙台(12.9%)を上回る状況となっている(図表-1)。
2011~2014年にかけて、名古屋では2000年代初頭以来の低い水準のオフィス供給が続くと考えられているが、現在のオフィス市況の悪さを反映して、今後数年間の計画の延期や見直しがなされている 。その一方、2015年以降の供給計画が明らかとなってきている。
(2011年12月07日「不動産投資レポート」)
このレポートの関連カテゴリ
竹内 一雅
竹内 一雅のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2017/12/07 | オフィス市場は好調継続。リート市場の低迷でJREITによる物件取得が減少。-不動産クォータリー・レビュー2017年第3四半期 | 竹内 一雅 | 基礎研マンスリー |
2017/11/09 | オフィス市場は好調継続。リート市場の低迷でJREITによる物件取得が減少。~不動産クォータリー・レビュー2017年第3四半期~ | 竹内 一雅 | 不動産投資レポート |
2017/11/08 | 東京都区部の若年人口-1970年~2015年に20~24歳人口は63%減 | 竹内 一雅 | 基礎研マンスリー |
2017/10/23 | 活況が続く大阪のオフィス市場-大規模ビルを中心に好調は梅田地区以外へ波及 | 竹内 一雅 |
新着記事
-
2025年07月15日
インド消費者物価(25年7月)~6月のCPI上昇率は+2.1%、食品価格の下落で6年ぶりの低水準に -
2025年07月15日
民間医療保険の健全性強化を図るインドネシア-医療保険規制は医療制度の課題を示す- -
2025年07月15日
「SDGs疲れ」の空気から考える、本当のサステナビリティ-「検索データ」から見る、日・米・欧のSDGsギャップ -
2025年07月15日
今週のレポート・コラムまとめ【7/8-7/14発行分】 -
2025年07月14日
ニッセイ基礎研所報 2025(Vol.69)
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【名古屋オフィス市場の現況と見通し(改訂版)】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
名古屋オフィス市場の現況と見通し(改訂版)のレポート Topへ