- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 欧州経済 >
- ギリシャ・ショックから1年~「稼いだ時間」で何が変わったか?
2011年04月22日
ギリシャ・ショックから1年~「稼いだ時間」で何が変わったか?
03-3512-1832
このレポートの関連カテゴリ
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
- ギリシャ・ショックからおよそ1年が経過したが、足もとでもギリシャ、ポルトガルの信用リスク指標は高値を更新しており、ユーロ圏周辺国の財政危機に終息の気配はない。
- 6月に国債償還を控えるポルトガル支援の5月半ばの合意実現には、同国の超党派の合意実現の成否とフィンランドの総選挙の反EU政党の躍進が不安材料となっている。
- ギリシャでは過去1年で財政・構造改革が進展、ユーロ圏中核国の銀行のショック吸収力も改善しつつあるが、ギリシャの政府債務残高は当初の想定よりも膨らんでいる。2013年半ばに始動するESMでの民間負担の原則導入も重石となり、EU・IMFプログラムが当初予定していた2012年の中長期国債市場への復帰の見通しは立っていない。
- 3月にユーロ圏首脳会議が合意した支援金利引下げや返済期限延長は抜本的な問題解決には力不足と見られている。改革疲れとともに支援疲れも懸念されるが、現段階でギリシャの債務再編に踏み切るリスクもなお大きく、ギリシャ政府もEUも追加支援で時間を稼ぐ戦略を維持せざるを得ないように思われる。

(2011年04月22日「Weekly エコノミスト・レター」)
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1832
新着記事
-
2025年12月16日
日銀利上げが確実視、でも進まない円高の行方~マーケット・カルテ1月号 -
2025年12月16日
講義中にネトフリを見る学生たち-8割の学生が「講義中に動画を見たことがある」と回答 -
2025年12月16日
変わるクリスマス~「誰と過ごすか」から「どう過ごしたいか」へ-データで読み解く暮らしの風景 -
2025年12月16日
中国の社会保障財政(2024年)【アジア・新興国】中国保険市場の最新動向(72) -
2025年12月16日
今週のレポート・コラムまとめ【12/9-12/15発行分】
お知らせ
-
2025年12月16日
News Release
令和7年度 住宅ストック維持・向上促進事業「良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業」に関するシンポジウムの開催
-
2025年12月01日
News Release
-
2025年12月01日
News Release
【ギリシャ・ショックから1年~「稼いだ時間」で何が変わったか?】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
ギリシャ・ショックから1年~「稼いだ時間」で何が変わったか?のレポート Topへ









