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■見出し
・経済成長率は緩やかに減速
・原油価格上昇でインフレ懸念は残る
・中国の利上げと国際金融のトリレンマ
■introduction
10月21日に中国国家統計局が発表したデータによると、2010年累計(1-9月期)の国内総生産(GDP)は26兆8,660億元で、実質で前年同期比10.6%増となり、昨年通期の9.1%増を1.5%ポイント上回った。需要項目別の内訳は最終消費が3.6%ポイント、総資本形成が6.3%ポイント、純輸出が0.7%ポイントで、依然として投資主導色が強く、消費は底堅いが依然低位で、投資から消費へのエンジン切替えの進展には停滞感がある。また、昨年大幅マイナスの純輸出はプラス寄与に転じている。
他方、図表-1に示した第3四半期(7-9月期)の国内総生産は、実質で前年同期比9.6%増と、第2四半期の同10.3%増と比べて0.7%ポイント低下、4四半期ぶりに伸び率が1桁となり、緩やかな減速傾向が続いた。
(2010年10月25日「経済・金融フラッシュ」)
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