- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 米1-3月期GDPは年率3.2%~個人消費が同3.6%と成長を牽引
■見出し
・1-3月期GDPは、前期比年率3.2%と3四半期連続のプラス成長:GDP速報値の概要
・需要項目別では、個人消費の上昇が目を引く展開:需要項目別の動向は以下の通り
■introduction
米商務省が4月30日に発表した1-3月期実質GDP(速報値)は、3.2%(前期比年率:以下も同じ)と前10-12月期の成長率同5.6%から低下、直前の市場予想(同3.3%)も若干下回った。もっとも、個人消費については同3.6%と2007年1-3月期(同3.7%)以来3年ぶりの高成長を見せ、成長の牽引役が前10-12月期の在庫投資から個人消費へと移行するなど、持続的な成長路線への復帰に一段前進を見せた。
昨年以降の米成長率を振り返ると、昨年1-3月期に前期比年率▲6.4%と27年ぶりの大幅な落ち込みを見せた後、4-6月期も同▲0.7%とマイナスを持続、1947年以来の現行統計では初めての4四半期連続のマイナス成長を記録した。その後、7-9月期以降は成長率が急速に回復した形で、今1-3月期で3四半期連続のプラス成長となった。
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
研究・専門分野
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月18日
サイレントマジョリティ⇒MAGAで熱狂-米国大統領選挙でリベラルの逆サイレントマジョリティはあるか- -
2024年04月18日
「新築マンション価格指数」でみる東京23区のマンション市場動向【2023年】(1)~東京23区の新築マンション価格は前年比9%上昇。資産性を重視する傾向が強まり、都心は+13%上昇、タワーマンションは+12%上昇 -
2024年04月17日
IMF世界経済見通し-24年の見通しをやや上方修正 -
2024年04月17日
不透明感が高まる米国産LNG(液化天然ガス)輸入 -
2024年04月17日
英国雇用関連統計(24年3月)-失業率は増加し、雇用者数も減少
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【米1-3月期GDPは年率3.2%~個人消費が同3.6%と成長を牽引】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
米1-3月期GDPは年率3.2%~個人消費が同3.6%と成長を牽引のレポート Topへ