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■見出し
・2月ケース・シラー20都市指数は続落、ただし前年比では約3年ぶりに増加:ケース・シラー指数
・FHFA住宅価格月例指数は前月比▲0.2%と3ヵ月連続のマイナス:FHFA指数
■introduction
米国の住宅市場では、3月の住宅販売が、低金利・住宅価格下落等を受け住宅購入余裕度指数が高水準にある中、新規住宅購入者向け税控除等の期限(4月末)を前にした駆け込みの需要もあって、やや急な回復を見せた。こうした中、昨日発表された2月ケース・シラー20都市価格指数(季節調整前)では5ヵ月連続の前月比マイナスとなるなど、住宅価格底打ちの見方に再び警戒感を高めた。今後、4月の減税期限に向けた需要増により、価格面でも下支えされるものと思われるが、その後の状況については、失業率の高止まり、FRBの住宅ローン担保証券の買取り終了等のマイナス要因もあって不透明感が拭えない状況と言えよう。
(2010年04月28日「経済・金融フラッシュ」)
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土肥原 晋
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