- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 2月米住宅価格は続落の動きに~住宅減税終了後の動向には懸念も
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■見出し
・2月ケース・シラー20都市指数は続落、ただし前年比では約3年ぶりに増加:ケース・シラー指数
・FHFA住宅価格月例指数は前月比▲0.2%と3ヵ月連続のマイナス:FHFA指数
■introduction
米国の住宅市場では、3月の住宅販売が、低金利・住宅価格下落等を受け住宅購入余裕度指数が高水準にある中、新規住宅購入者向け税控除等の期限(4月末)を前にした駆け込みの需要もあって、やや急な回復を見せた。こうした中、昨日発表された2月ケース・シラー20都市価格指数(季節調整前)では5ヵ月連続の前月比マイナスとなるなど、住宅価格底打ちの見方に再び警戒感を高めた。今後、4月の減税期限に向けた需要増により、価格面でも下支えされるものと思われるが、その後の状況については、失業率の高止まり、FRBの住宅ローン担保証券の買取り終了等のマイナス要因もあって不透明感が拭えない状況と言えよう。
(2010年04月28日「経済・金融フラッシュ」)
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
土肥原 晋のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2014/04/07 | 金融危機5周年、米経済に変革の兆し-シェールガス革命が復興の鍵に | 土肥原 晋 | 基礎研マンスリー |
2014/03/05 | 徐々に高まる成長ステージ、2015年本格回復を視野に | 土肥原 晋 | ニッセイ年金ストラテジー |
2014/02/25 | 金融危機5周年、米経済に変革の兆し-シェールガス革命が復興の鍵に | 土肥原 晋 | ニッセイ景況アンケート |
2014/02/21 | 寒波の影響色濃い米経済~金融政策はガイダンス変更に注目 | 土肥原 晋 | Weekly エコノミスト・レター |
新着記事
-
2025年04月25日
世界人口の動向と生命保険マーケット-生保マーケットにおける「中国の米国超え」は実現するのか- -
2025年04月25日
年金や貯蓄性保険の可能性を引き出す方策の推進(欧州)-貯蓄投資同盟の構想とEIOPA会長の講演録などから -
2025年04月25日
「ほめ曜日」×ご褒美消費-消費の交差点(9) -
2025年04月25日
欧州大手保険グループの2024年の生命保険新契約業績-商品タイプ別・地域別の販売動向・収益性の状況- -
2025年04月25日
若手人材の心を動かす、企業の「社会貢献活動」とは(2)-「行動科学」で考える、パーパスと従業員の自発行動のつなぎ方
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
【2月米住宅価格は続落の動きに~住宅減税終了後の動向には懸念も】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
2月米住宅価格は続落の動きに~住宅減税終了後の動向には懸念ものレポート Topへ