- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経営・ビジネス >
- 企業経営・産業政策 >
- ニッセイ景況アンケート調査結果-2009年度下期調査
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■調査結果要旨
I.景気動向
1.企業の景況感は好転、先行きも緩やかな改善が続く見通し
2.地域別業況は改善状況、先行きの方向感に大きなバラつき有り
3.09年度は大幅な減収減益、10年度は売上の急減は収まり経常損益も持ち直す
4.09年度の地域別収益は全国的に減収減益傾向強い、10年度は関東の持ち直しが顕著
II.雇用、設備投資、金融環境など
1.雇用は伸びが鈍化、製造業は削減傾向強まる
2.設備投資は10年度も低迷
3.金融機関の貸出態度は緩和傾向だが、中小企業は厳しい
4.現在最も注力している経営指標では、「自己資本比率」の割合が低下
III.地球温暖化対策への取り組み
1.温室効果ガス排出量の25%削減方針を「チャンス」ととらえる向きもかなり多い
2.温暖化関連ビジネスの取り組み方針では「拡大傾向あり(28%)」、「拡大傾向なし(17%)」
3.温暖化関連ビジネスについて「拡大意向あり」とする割合は「電気・ガス・水道」(52.8%)がトップ
4.製造業では4社に1社が「海外市場」の方がビジネスチャンスが大きいと認識
5.注力予定の温暖化関連ビジネスは「省エネ型の製(商)品・部品」が51%
6.温暖化ニジネスに取り組む上での不足要素は幅広く分散、中堅・中小企業は不足感高い
7.温室効果ガス削減に向けた取り組みを進めている企業が過半だが、中小企業は遅れ気味
8.温室効果ガス削減で改善効果が大きい領域は「工場」が35%、「オフィス」が22%
9.温室効果ガス削減に向けた課題・問題点は「現状把握ができない」22%
10.温室効果ガス削減に関する情報収集先は「特になし」が最多、課題が浮き彫りに
(2010年03月03日「ニッセイ景況アンケート」)
このレポートの関連カテゴリ

青山 正治
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2025年02月14日
マレーシア経済:24年10-12月期の成長率は前年同期比+5.0%~内需が好調で堅調な成長ペースを維持 -
2025年02月14日
英国GDP(2024年10-12月期)-前期比0.1%と低空飛行が続く -
2025年02月14日
保険と年金基金における各種リスクと今後の状況(欧州 2025.1)-EIOPAが公表した報告書(2025年1月)の紹介 -
2025年02月14日
企業のマーケティングや営業にもサステナビリティ変革の足音-34年ぶりのマーケティング定義刷新に見る地方創生への期待 -
2025年02月14日
グローバル株式市場動向(2025年1月)-DeepSeekショックにより半導体関連銘柄は下落
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
【ニッセイ景況アンケート調査結果-2009年度下期調査】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
ニッセイ景況アンケート調査結果-2009年度下期調査のレポート Topへ