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- 8月ECB政策理事会:政策金利は据え置き、信用緩和強化策も維持
■見出し
・レポ金利は1%で据え置き、信用緩和強化策も新たな決定はなし
・景気とインフレ見通しは僅かながら上方修正
・貸出の減速は需要の弱さに負うところも大
・9月のスタッフ見通しは上方修正の可能性もあるが、政策面では現状維持が濃厚
■introduction
欧州中央銀行(ECB)は6日に政策理事会を開催、政策金利は据え置き、信用緩和強化策についても新たな決定を行なわなかった。トリシェ総裁は、政策金利の水準は「適切」とし、信用緩和強化策は「すでに決めたことを適切に進めて行く」というスタンスを繰り返し前面に打ち出した。
今回の声明文では、景気とインフレ率の見通しが僅かに上方修正されており、9月に改定されるスタッフ見通しは幾らかの上方修正となる可能性があるが、「とても慎重で注意深い(トリシェ総裁)」トーンは変わらない見通しだ。政策面ではしばらく現状を維持し、不測の事態への警戒も続ける可能性が濃厚と言えよう。
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