- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 冷え込み続く米住宅市場~住宅着工に続き、住宅価格・新築販売が過去最低値を更新
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■見出し
・11月ケース・シラー20都市住宅価格指数は、前年比▲18.2%と下落幅を拡大
・12 月中古住宅販売戸数は前月比6.5%増で、在庫が大幅減少
・12月新築住宅販売は、年率33.1万戸、前年比▲44.8%と過去最低を更新
■introduction
米国では、先週発表の12月新規住宅着工件数が年率55.0万戸と過去最低値に落ち込む中、今週は住宅価格を含む一連の住宅指標が発表された。月例のケース・シラー住宅価格指数は、依然、前年比での過去最大の落ち込みを更新し続けており、販売面では、12月の中古販売戸数が前月比で増加を見せたものの、新築販売戸数では過去最低を更新するなど、なお、底打ちの状況が見られない。大手金融機関の破綻・救済が続いた9月金融危機後、株価急落や景気の冷え込み、雇用減の加速等もあって、住宅の買い手は様子見を強めている。信用不安の高まりで住宅ローンの貸付基準も厳しく、当面、調整が続くものと思われる。
(2009年01月30日「経済・金融フラッシュ」)
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
土肥原 晋のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2014/04/07 | 金融危機5周年、米経済に変革の兆し-シェールガス革命が復興の鍵に | 土肥原 晋 | 基礎研マンスリー |
2014/03/05 | 徐々に高まる成長ステージ、2015年本格回復を視野に | 土肥原 晋 | ニッセイ年金ストラテジー |
2014/02/25 | 金融危機5周年、米経済に変革の兆し-シェールガス革命が復興の鍵に | 土肥原 晋 | ニッセイ景況アンケート |
2014/02/21 | 寒波の影響色濃い米経済~金融政策はガイダンス変更に注目 | 土肥原 晋 | Weekly エコノミスト・レター |
新着記事
-
2025年04月23日
IMF世界経済見通し-トランプ関税で世界成長率は3%割れに -
2025年04月23日
トランプ関税で激動の展開をみせる米中摩擦-中国は視界不良の難局にどう臨むか -
2025年04月23日
中国経済:25年1~3月期の評価-春風に潜む逆風。好調な出だしとなるも、米中摩擦の正念場はこれから -
2025年04月22日
小学生から圧倒的人気【推しの子】-今日もまたエンタメの話でも。(第4話) -
2025年04月22日
審査の差の定量化-審査のブレはどれくらい?
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
【冷え込み続く米住宅市場~住宅着工に続き、住宅価格・新築販売が過去最低値を更新】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
冷え込み続く米住宅市場~住宅着工に続き、住宅価格・新築販売が過去最低値を更新のレポート Topへ