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米国経済は、年初以降、住宅不況の深刻化と原油価格の高騰により消費が低迷、リセッションへの懸念を強めたが、最近では1-3月期GDPが前期比年率0.2%から1.0%へと改定され、下半期の景気持ち直しが期待されるなどその懸念は緩和されている。
ただし、公的なリセッションの取り扱いは、必ずしもGDPのマイナスとは一致しない。本稿では、米国のリセッションがどのように判定され、景気の現状をどのように見るのか、過去のリセッションを参考に検証してみた。
(2008年07月25日「基礎研マンスリー」)
土肥原 晋
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