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- 米国経済動向~気懸かりなハリケーンの影響とインフレリスク
2005年10月21日
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<米国経済の動き>
- 8月末のハリケーンは、原油価格高騰に拍車をかけるとともに、米国経済にも相当なダメージを与えた。ハリケーンの影響を把握すべく、市場は9月の経済指標を注視しているが、景気の冷え込みには至らず、多額の財政支出もあってその後の復興需要が期待できそうな半面、物価指数の上昇が懸念される。
- FRBは、景気減速を一時的と見て、9月に昨年以来計11回目となる利上げを実施したが、ハリケーン後も原油価格は高止まりしており、今後、エネルギーコストの上昇が最終財や消費財へ転嫁される可能性は否定できない。インフレリスク抑制のための利上げは、当面、なお持続するものと思われる。
(2005年10月21日「Weekly エコノミスト・レター」)
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