- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 米国経済見通し~ハリケーンの影響で一時的に減速へ
2005年09月16日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
<米国経済見通し>
- 2005年下半期の米国経済は、雇用回復による所得増等を背景に、7月の自動車販売急増等もあって堅調推移が予想されていた。しかし、8月末の大型ハリケーンの襲来は、未曾有の被害と、原油・ガソリン価格の高騰をもたらした。これにより下半期の米国経済は、一転、減速の状況となった。ただし、政府の矢継ぎ早の復興政策もあり、2006年は復興需要が景気を押し上げることとなろう。
- FOMCの開催を前に、FRBの利上げ政策の動向が注目されるが、インフレ圧力の持続と、先行きの復興需要を考慮すると、仮に今回の利上げが見送られたとしても一時的なもので、利上げ策の打ち止めには至らないと思われる。
- 景気減速は一時的と見られ、2005年の成長率は3.5%、2006年は3.3%の成長が見込まれる。
(2005年09月16日「Weekly エコノミスト・レター」)
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
土肥原 晋のレポート
| 日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
|---|---|---|---|
| 2014/04/07 | 金融危機5周年、米経済に変革の兆し-シェールガス革命が復興の鍵に | 土肥原 晋 | 基礎研マンスリー |
| 2014/03/05 | 徐々に高まる成長ステージ、2015年本格回復を視野に | 土肥原 晋 | ニッセイ年金ストラテジー |
| 2014/02/25 | 金融危機5周年、米経済に変革の兆し-シェールガス革命が復興の鍵に | 土肥原 晋 | ニッセイ景況アンケート |
| 2014/02/21 | 寒波の影響色濃い米経済~金融政策はガイダンス変更に注目 | 土肥原 晋 | Weekly エコノミスト・レター |
新着記事
-
2025年11月14日
マレーシアGDP(2025年7-9月期)~内需は底堅く、外需は純輸出が改善 -
2025年11月14日
保険と年金基金における各種リスクと今後の状況(欧州 2025.10)-EIOPAが公表している報告書(2025年10月)の紹介 -
2025年11月14日
中国の不動産関連統計(25年10月)~販売が一段と悪化 -
2025年11月14日
英国GDP(2025年7-9月期)-前期比0.1%で2四半期連続の成長減速 -
2025年11月14日
家計消費の動向(二人以上世帯:~2025年9月)-「メリハリ消費」継続の中、前向きな変化の兆しも
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【米国経済見通し~ハリケーンの影響で一時的に減速へ】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
米国経済見通し~ハリケーンの影響で一時的に減速へのレポート Topへ











