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- 欧州経済概況:一進一退で推移するユーロ圏経済
2005年04月22日
- 1~3月期のユーロ圏では、生産は原油価格の上昇や3月中旬にかけてのユーロ高進行の影響でおおむね横ばいに留まったが、消費が緩やかに拡大し、外需も改善したことで、成長率は昨年10~12月期の0.2%をかろうじて上回る見込みだ。
- 企業は、競争激化や需要低迷という環境下、エネルギー価格の上昇分を価格転嫁できないため、設備投資、雇用に対する慎重姿勢の継続を余儀なくされよう。年初の消費拡大はドイツ、フランスについては雇用の裏づけを欠いており、消費者マインドが雇用見通しの悪化やエネルギー価格上昇の影響で弱含んでいることから、消費は早期の息切れも懸念される。
- 低金利政策の継続とフランスの消費喚起策、ドイツの法人税減税などの景気対策はある程度の下支えとなるものの、早い段階での成長加速は期待しづらい。
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