- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 最近の米国経済・金融動向 ~持続的景気回復の可能性を高める展開
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
<米国経済の動き>
- 7-9月期の消費急伸(年率5.1%増)で反動の懸念された消費支出であるが、自動車販売の急増やクリスマスセール終盤の盛り返しが見られ、また、設備投資は減税期限を前にした駆け込み需要も期待されるため、10-12月期GDPは堅調な数値が見込まれている。
- 12月の製造業を中心にした改善傾向は、景気の先行きをより確かなものとしつつある。当面、市場の関心は景気の回復自信を深めたブッシュ二期目政権の舵取りに注目する局面となろう。
<米国金融市場の動き>
- FOMC議事録内にインフレ警戒的な発言が見られたことなどを受け、市場の想定しているペースよりも引締め方向にFRBが金融政策の舵を切るのではないか、との思惑がやや強まった。
- しかし、過度に引締め方向に舵を切り過ぎると、投資家が不安心理を高め、市場に混乱をもたらす可能性もあるため、FRBの政策運営には今暫く慎重さが求められよう。
(2005年01月21日「Weekly エコノミスト・レター」)
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
熊谷 潤一
新着記事
-
2025年05月09日
減速に拍車がかかる米労働市場-足元は堅調維持もトランプ政権の高関税政策が継続する場合に大幅な減速は不可避 -
2025年05月09日
東京オフィス市場は賃料上昇率が拡大。J-REIT市場は需給改善で反発-不動産クォータリー・レビュー2025年第1四半期 -
2025年05月09日
なぜ韓国の政治家は“悲劇”を恐れず、最高権力を目指すのか? -
2025年05月09日
Investors Trading Trends in Japanese Stock Market:An Analysis for April 2025 -
2025年05月09日
Google等を情プラ法で指定-SNS上の権利侵害投稿に関する削除要請への対応
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
【最近の米国経済・金融動向 ~持続的景気回復の可能性を高める展開】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
最近の米国経済・金融動向 ~持続的景気回復の可能性を高める展開のレポート Topへ