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<米国経済の動き>
- 7-9月期8.2%という20年ぶりの高成長に続く、10-12月期の実質GDPは4.0%に半減したが、米国経済が堅調な成長下にあることに変わりはない。景気回復から取り残された感のあった製造業と雇用に関しては、製造業の経済指標が回復の動きを見せる中、雇用動向が引続き注目を集める状況となっている。
- なお、2月発表の2005年度予算教書では、2004年度の財政赤字が5210億ドルと急増することが示され、双子の赤字が、今後の米国経済の課題であることを再認識させるものとなった。
<米国金融市場の動き>
- FRBが「低金利維持への過剰な安心感」や「過度の利上げ期待」といった一方的な相場観を市場から排除することで、長期金利は「当面の落ち着きどころ」である4%に戻ってきた。
- 雇用指標や経済成長率に一喜一憂しつつ、なかなかFRBが利上げに踏み切れない状況が続くことで、長期金利は今後とも4%を基点に変動を続けるものと思われる。
(2004年02月20日「Weekly エコノミスト・レター」)
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土肥原 晋
熊谷 潤一
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