- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- ジェロントロジー(高齢社会総合研究) >
- 高齢者のQOL(生活の質) >
- シニア層生活満足感の経時変化分析 -パネルデータによる加齢効果の分析-
シニア層生活満足感の経時変化分析 -パネルデータによる加齢効果の分析-

村田 久
このレポートの関連カテゴリ
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
本研究はシニア層における生活満足感の様態が、経時変化(加齢効果)によりどのように変化しているのかをパネルデータにより明らかにすることを目的としている。
高齢社会研究の分野において‘幸福な老い’(successful aging)は最も重要な課題とされてきた。生活満足感が生活を構成する生活実態、生活意識の最終的な従属変数として捉えられたならば、生活満足感は生活全体の評価として考えることができ、本研究は生活の質を考察する上での重要な資料となりうる。
本研究ではパネルデータの特徴を生かした分析を行うため、平均・共分散構造を導入した構造方程式モデルにより分析を行う。
分析の結果、「現在の貯蓄」「将来への備え」「余暇生活」「自分の社会的地位」の要素で構成される生活満足感モデルが構築された。4年間における生活満足感のミクロでみた個人的変動は大きく、マクロでは生活満足感は若干低下する傾向にあることなどが明らかになった。
(2003年11月25日「ニッセイ基礎研所報」)
このレポートの関連カテゴリ
村田 久
村田 久のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2006/01/26 | ケアマネジメントにおける業務プロセスの測定と評価 | 村田 久 | ニッセイ基礎研所報 |
2003/11/25 | シニア層生活満足感の経時変化分析 -パネルデータによる加齢効果の分析- | 村田 久 | ニッセイ基礎研所報 |
新着記事
-
2025年05月09日
ESGからサステナビリティへ~ESGは目的達成のための手段である~ -
2025年05月09日
減速に拍車がかかる米労働市場-足元は堅調維持もトランプ政権の高関税政策が継続する場合に大幅な減速は不可避 -
2025年05月09日
東京オフィス市場は賃料上昇率が拡大。J-REIT市場は需給改善で反発-不動産クォータリー・レビュー2025年第1四半期 -
2025年05月09日
なぜ韓国の政治家は“悲劇”を恐れず、最高権力を目指すのか? -
2025年05月09日
Investors Trading Trends in Japanese Stock Market:An Analysis for April 2025
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
【シニア層生活満足感の経時変化分析 -パネルデータによる加齢効果の分析-】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
シニア層生活満足感の経時変化分析 -パネルデータによる加齢効果の分析-のレポート Topへ