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2003年10月01日
<今週の焦点> 9月短観~円高で先行きは楽観できず
- 大企業・製造業の業況判断DIは改善し、1(6月調査▲5)と2年9ヶ月ぶりのプラスになった。先行きは3とさらに改善が見込まれている。大企業・非製造業の業況判断DIは▲13(6月調査▲13)と横這いだったが先行きは▲8と改善が見込まれている。2003年度の経常利益の計画は、全規模・全産業で10.4%増となっている。設備投資計画(ソフトウエア除き)は全規模・製造業で5.9%の増加となった。
- 今回の結果は、景況感、雇用判断の改善など景気が回復していることを確認するものとなった。しかし大規模・製造業の想定為替レートは現在の水準の111円台よりかなり円安の1ドル117.99円で、このまま円高が進めば先行きは楽観できない状況にある。
(2003年10月01日「Weekly エコノミスト・レター」)
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