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- 金脆弱さを増す景気の回復力 -改定NBIによる景気判断-
2003年05月09日
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<脆弱さを増す景気の回復力-改定NBI(ニッセイ景気動向判断指数)による景気判断->
- 日本経済は2002年初めより回復に転じたと見られるが、内外の経済情勢には不透明感が強まっており、足元で景気の減速傾向は顕著になってきている。
- 3月の内閣府景気動向指数(速報値)は、先行指数(DI)が20%となり、景気の転換点を示す50%ラインを大きく割り込む結果となった。
- 改定を行なったニッセイ景気動向判断指数(NBI)からは、景気は現状で引き続き拡大局面にあるものの、その拡大テンポは脆弱なものとなっていると判断できる。先行きについては、今回の回復局面も、前回(99年1月~2000年10月)同様に短期間で後退局面入りする可能性が高まってきた。
<NBI(ニッセイ景気動向判断指数)の改定>
- 今回、早期の景気動向判断、および転換点の予測に資するためのパフォーマンスを一層改善させるため、NBIについて構成指標の見直しを中心とする改定を行なった。
(2003年05月09日「Weekly エコノミスト・レター」)
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