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<米国経済見通し・米金利シナリオ>
- 米国経済は、イラク問題を抱え、消費者マインドや自動車販売が低下するなど鈍化の動きを見せているが、景気の底割れには至らず、2003年はブッシュ政権の景気刺激策を得て、年末に向け回復の動きとなろう。2002年の成長率は2.4%、2003年は2.2%と予測される。
- 米国長期金利(10年国債金利)については、想定フェアバリューを3%半ば~4%近辺と、前回見通し(9/13)に比べ下方修正した。米国経済は二番底を回避するものの、成長率自体が2%前半と低く、需給ギャップはなかなか改善されないとの見方が前提である。
<欧州経済見通し>
- ユーロ圏の景気回復は、米国の景気回復テンポの鈍化の影響から緩慢なペースに止まり、2002年の成長率は0.8%、2003年は1.6%となろう。
- イギリスは輸出環境改善の遅れから製造業の回復は緩慢に止まるが、個人消費の腰折れは回避され、成長率は2002年の1.6%から2003年は2.3%に回復するであろう。
(2002年12月20日「Weekly エコノミスト・レター」)
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