- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経営・ビジネス >
- 企業経営・産業政策 >
- 短観速報~強まる先行き不安
2002年12月13日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
<今週の焦点>強まる先行き不安、縮小均衡の企業経営
- 大企業・製造業の業況判断DIは▲9(9月調査▲14)と改善した。しかし先行きは▲10とわずかだが悪化が見込まれている。大企業・非製造業の業況判断DIは▲16(9月調査▲13)と悪化した。先行きは▲15と目立った改善は見えていない。2002年度の売上計画は、国内の不振から全規模合計・全産業で▲1.0%の減少(9月調査比▲0.6%の下方修正)となり、経常利益は、同▲1.2%の下方修正で11.6%増となった。
- 雇用者数の減少幅が拡大するなど、先行きの不透明感に縮小均衡を目指す企業の姿勢が見える。企業の設備投資意欲は弱く、外需依存の景気回復が設備投資の回復につながるというシナリオが崩れ、来年春頃に景気がピークを迎える恐れが高まっている。
(2002年12月13日「Weekly エコノミスト・レター」)
このレポートの関連カテゴリ

櫨(はじ) 浩一 (はじ こういち)
新着記事
-
2025年07月04日
金融安定性に関するレポート(欧州)-EIOPAの定期報告書の公表 -
2025年07月04日
「持ち家か、賃貸か」。法的視点から「住まい」を考える(1)~持ち家を購入することは、「所有権」を得ること -
2025年07月04日
米雇用統計(25年6月)-非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったほか、失業率が上昇予想に反して低下 -
2025年07月03日
ユーロ圏失業率(2025年5月)-失業率はやや上昇したが、依然低位安定 -
2025年07月03日
IAIGsの指定の公表に関する最近の状況(14)-19の国・地域からの60社全てのIAIGsのグループ名が公開された-
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【短観速報~強まる先行き不安】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
短観速報~強まる先行き不安のレポート Topへ