- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 金融・為替 >
- 金融政策 >
- 金融為替市場の動き/中小企業の金融逼迫感が最悪に
2002年05月02日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
<金融為替市場の動き>
- 債券市場は、新年度入り後需給改善から堅調な相場となったが、S&P社の国債格下げ(4/15)により金利低下がとまり再び1.4%台に。GW明けの国会動向で、小泉改革の一段の遅れや政策自体の転換といったシナリオが強まればさらなる金利上昇の可能性が高い。
- 円レートは、当面は円の底堅い推移が続く。但し、目先はムーディーズによる日本再格下げの可能性や日本の当局による円高懸念発言といった「ヘッドライン」的な円売り材料が円高の流れを一時的に阻止する可能性が予想され、一本調子の円高も考えにくい。
<今週の焦点:中小企業の金融逼迫感が最悪に>
- 銀行サイドからの貸出先の選別、貸出金利引き上げの動きが高まっており、特に中小企業の資金繰り逼迫感は最悪の状態となっている。上向きかけてきた景況感への悪影響が懸念される。
(2002年05月02日「Weekly エコノミスト・レター」)
このレポートの関連カテゴリ
熊谷 潤一

新着記事
-
2025年07月07日
グローバル株式市場動向(2025年6月)-半導体関連銘柄を中心に上昇 -
2025年07月04日
金融安定性に関するレポート(欧州)-EIOPAの定期報告書の公表 -
2025年07月04日
「持ち家か、賃貸か」。法的視点から「住まい」を考える(1)~持ち家を購入することは、「所有権」を得ること -
2025年07月04日
米雇用統計(25年6月)-非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったほか、失業率が上昇予想に反して低下 -
2025年07月03日
ユーロ圏失業率(2025年5月)-失業率はやや上昇したが、依然低位安定
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【金融為替市場の動き/中小企業の金融逼迫感が最悪に】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
金融為替市場の動き/中小企業の金融逼迫感が最悪にのレポート Topへ