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- 金融為替市場の動き~注目される日銀による外貨資産の購入
2001年08月03日
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<金融為替市場の動き>
- 金融市場では「構造改革の進展」と「景気重視への政策転換」の思惑が錯綜している。当面は8/10日に示される概算要求基準、補正議論の行方、改革工程表がどのようになるかが注目される。
- 円ドルレートは、日米悪材料の綱引きの中で引き続き方向感を欠く展開が予想される。日銀による一段の金融緩和期待から円の先安観の根強い状況が想定されるが、米国経済の早期回復期待の後退などからドルの上値も限られよう。
<今週の焦点:注目される日銀による外貨資産の購入>
- 日銀による外貨資産の購入は、(1)有効な円資金供給手段となる、(2)為替が円安に振れ輸出を通じた需要も期待できる。しかし為替が円安にふれることで、アジア周辺諸国などからの反発は避けられず国際的な合意が課題であろう。
(2001年08月03日「Weekly エコノミスト・レター」)
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岡田 章昌
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