- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 日本経済 >
- 経済対策速報~GDPを0.5%押上げ
2000年10月19日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
- 政府は19日「日本新生のための新発展政策」を発表した。事業規模は11兆円、今年度補正予算の規模は3兆9000億円、このうち公共事業等の社会資本整備には2兆5000億円が投入される。
- 経済企画庁は経済対策の経済効果について「今後1年間のGDPを名目で1.3%程度、実質で1.2%程度押上げる効果がある」という試算を発表した。
- 経済企画庁はこの対策の発表にともなって政府経済見通しの見直しを行い、2000年度の実質経済成長率を1.0%から1.5%へと上方修正した。
- 当研究所の試算では、この対策による真水は2.4兆円で、GDPの押し上げ効果は2000年度が0.1%、2001年度は0.4%、合計で0.5%と推定される。
- 当研究所が9/14に4-6月期のGDP発表を受けて発表した2000年度の改訂見通しは、今回発表された規模の対策を織り込んでおり変更はない(当研究所の2000年度予測は2.7%成長)。
(2000年10月19日「Weekly エコノミスト・レター」)
このレポートの関連カテゴリ

櫨(はじ) 浩一 (はじ こういち)
新着記事
-
2025年05月09日
ESGからサステナビリティへ~ESGは目的達成のための手段である~ -
2025年05月09日
減速に拍車がかかる米労働市場-足元は堅調維持もトランプ政権の高関税政策が継続する場合に大幅な減速は不可避 -
2025年05月09日
東京オフィス市場は賃料上昇率が拡大。J-REIT市場は需給改善で反発-不動産クォータリー・レビュー2025年第1四半期 -
2025年05月09日
なぜ韓国の政治家は“悲劇”を恐れず、最高権力を目指すのか? -
2025年05月09日
Investors Trading Trends in Japanese Stock Market:An Analysis for April 2025
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
【経済対策速報~GDPを0.5%押上げ】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
経済対策速報~GDPを0.5%押上げのレポート Topへ