1996年03月01日

オーストラリアの移民政策とその経済的影響

植木 努

このレポートの関連カテゴリ

文字サイズ

■見出し

1.はじめに
2.英国の植民地社会の形成
3.植民地社会の成熟と移民形態の変遷
4.移民と豪州経済の関係
5.終わりに

■introduction

日本から飛行機で約9時間。日本と1時間の時差しかない南半球のこの大陸は、豊かな自然の中にコアラやカンガルーといった珍しい動物たちが生息し、一時産品の輸出で高度な生活水準を維持している平和で安閑な白人社会。これが一般的な日本人のオーストラリアに対するイメージであろう。
1950年代、OECD諸国中最も豊かな国と称されたオーストラリアは、商品価格の下落、二度のオイルショックを経験し、現在南米に次ぐ大債務国に失墜してしまった。
アメリカと同様宗主国に英国を持つ僅か1,700万人のこの国では、これまで取ってきた移民政策が大きな転換期を迎えようとしている。それは祖国英国への尊敬・憧れからの脱皮であり、近隣アジア諸国との新たな歴史への第一歩を踏み出そうとする動きである。
本稿では、オーストラリアの移民の歴史を概観するとともに、移民のオーストラリアに与えた社会的、経済的影響について考察してみる。

(1996年03月01日「調査月報」)

このレポートの関連カテゴリ

Xでシェアする Facebookでシェアする

植木 努

研究・専門分野

植木 努のレポート

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【オーストラリアの移民政策とその経済的影響】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

オーストラリアの移民政策とその経済的影響のレポート Topへ