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<要旨>
以下は直近の状況を踏まえ、「1995年度経済見通し」(94.12/2:以下、前回予測、ないし前回)を見直したものである。米、独、英とも実質GDP成長率は前回予測よりもやや高めとみるものの、景気・インフレの趨勢的見方は同じである。日本経済に関しては、阪神大震災の発生、足もとの大幅円高、株安と3つの衝撃にみまわれ、先行き不透明さも増しているが、かろうじて景気の回復傾向が維持されよう。
I.海外経済環境~米国はソフトランディングが展望されるがリセッション・リスクも、英国はソフトランディングへ
ドイツは下期に予防的利上げ局面へ、為替は現在オーバーシュート
II.日本経済~1.4%成長、景気はかろうじて回復傾向を維持
(1995年05月01日「調査月報」)
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