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■見出し
1.はじめに
2.MATIF設立の背景と沿革
3.MATIFの概要
4.MATIF成功の理由
5.今後の課題
6.おわりに
■はじめに
日本では、今秋より東証TOPIX、大証日経平均の株式指数先物取引がスター卜し、さらには通貨・金利の金融先物市場の創設準備も進められる等、本格的な金融先物取引の時代を迎えようとしている。ここパリでも同様の変革が進みつつある。今夏より、既存の長・短期国債の先物及び長期国債の先物オプション取引に加え、株価指数の先物・オプションの取引が開始され、また9月からはフラン建3ヶ月インターバンク金利(PIBOR)の先物取引も上場された。
パリにおけるこのような変革は、'86年2月に長期国債の先物市場として開設された、フランス国際先物市場(略称、MATIF)の予想以上の成功が、総合金融市場への発展を促した結果といえる。今やフランス人日く「欧州一の金融先物市場」となったMATIFを、来たるべき'92年欧州統合市場において、パリが欧州金融市場の中心となる理由として挙げる関係者もいる。
以下、小稿ではこの発展するMATIFについて紹介したい。
(1988年10月01日「調査月報」)
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仲村 俊也
仲村 俊也のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
1988/10/01 | フランス国際先物市場(MATIF) | 仲村 俊也 | 調査月報 |
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