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■見出し
1.はじめに
2.CB、WBの発行、流通の現状
3.潜在株式数の増大
4.株価形成への影響
5.おわりに
■はじめに
わが国企業の資本市場からの資金調達は、昭和50年代に株主割当額面発行増資から公募時価発行増資へと主流が移った後、さらに最近では、内外市場での転換社債(CB)や新株引受権付社債(WB)が中心となっている。また、発行市場のみならず、CBをはじめとしてこれら証券の流通市場の発展も著しい。
上場企業がCBやWB等の形態で資金調達を行う場合、株式市場は「ファイナンス銘柄は買い」という反応を示す。その反応の背景には、(1)資金調達を行う企業は成長力があるという連想や、(2)発行企業の多額のプレミアムの入手等、種々の思惑があろう。ここではその当否の探索はさておき、現在も続いているCB、WBの多額の発行に果たして問題点がないのかどうか、主に株式市場に与える影響という観点から検討してみたい。
(1988年09月01日「調査月報」)
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京都大学経営管理大学院
川北 英隆
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