- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 保険 >
- 保険商品 >
- 保険料キャッシュレスのあゆみ-預金口座振替から保険料払込前の責任開始へ
保険料については、戦後長く営業職員による集金扱が続いてきた。
一方、1955年に公共料金の預金口座振替制度が開始、生命保険料にも取扱いが拡大され、企業が従業員の給与から保険料を天引きする団体扱も着実に増加した。
ただ、初回保険料は依然として営業職員による集金や顧客による送金がほとんどを占めた。
初回保険料キャッシュレスは、2005年10月、プルデンシャル生命が実現し、さらに、2006年8月、ソニー生命は、申込みと健康状態の告知のみで、初回保険料入金前の責任開始を可能とした 。
顧客の利便性を向上させるとともに、生保会社の事務合理化などにも貢献する保険料キャッシレスのこれまでのあゆみと現状を報告することとしたい。
■目次
1――はじめに
2――保険料キャッシュレスのあゆみ
1|保険料払込方法(経路)の約款規定化、保険料口座振替特約の新設(1983年4月)
2|口座振替保険料率の新設(1987年4月)
3|初回保険料キャッシュレスの導入(2005年5月)
4|保険料入金前の責任開始の導入(2006年8月)
3――現在の生保各社の約款規定
4――おわりに(私見)
このレポートの関連カテゴリ
小林 雅史
研究・専門分野
ソーシャルメディア
新着記事
-
2021年03月08日
2020年大阪府/転入超過数は前年の1.7倍 転入超過貢献エリアはどこなのか?―新型コロナ人口動態解説(4) -
2021年03月08日
J-REIT市場の動向と今後の収益見通し。5年間で12%成長を見込む~今年は横ばいも、来年以降回復に向かう見通し -
2021年03月08日
米雇用統計(21年2月)-雇用者数(前月比)は+37.9万人と4ヵ月ぶりの高い伸び、市場予想も大幅に上回る -
2021年03月05日
投信は低コスト化?それとも二極化?~2021年2月の投信動向~ -
2021年03月05日
米国株式インデックス投資、どれを選べば良いのか-S&P500 vs ダウ平均 vs ナスダック100
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2021年01月21日
News Release
-
2020年10月15日
News Release
-
2020年07月09日
News Release
【保険料キャッシュレスのあゆみ-預金口座振替から保険料払込前の責任開始へ】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
保険料キャッシュレスのあゆみ-預金口座振替から保険料払込前の責任開始へのレポート Topへ