- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- アジア・新興国経済 >
- アジア新興国・地域の潜在成長率~持続的な高成長は可能か
■要旨
世界経済のグローバル化が進む中、アジア新興国・地域の成長率は先進国を上回るパフォーマンスが続いている。しかし、一口にアジア新興国・地域といっても、1980年から平均約10%の高成長を遂げた中国、1990年代から高成長を遂げるようになったインド、アジア通貨危機後に成長が鈍化したASEAN4、既に安定成長期に入った韓国・台湾など国・地域によって成長速度は異なる。
これまでアジア新興国・地域が高成長を遂げた要因は何か。また、少子・高齢化が進む中でも高成長が続くか。本稿では、まず1980年以降の潜在成長率を算出し、アジア新興8カ国・地域の成長要因を捉えた上で、先行する韓国経済との比較を通して各国・地域の持続的な高成長に向けた課題を考察した。
その結果、アジア新興国・地域は自国の抱える課題は多様であるが、それらを克服することにより、今後も世界経済を牽引するパフォーマンスを秘めていることがみえてきた。

03-3512-1780
ソーシャルメディア
新着記事
-
2021年01月18日
韓国政府が手厚い子育て支援策を決めたが、出生率向上は今度も難しいか -
2021年01月18日
「ニッポンの結婚適齢期」男女の年齢・徹底解剖(5)―2018年婚姻届全件分析(再婚女性&総括編)― -
2021年01月15日
EUソルベンシーIIにおけるLTG措置等の適用状況とその影響(6)-EIOPAの2020年報告書の概要報告- -
2021年01月15日
新型コロナによる都道府県別の個人消費減少額を試算-緊急事態宣言の再発令でさらなる落ち込みは不可避 -
2021年01月14日
さくらレポート(2021年1月)~景気は持ち直しているが、先行きに慎重
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2020年10月15日
News Release
-
2020年07月09日
News Release
-
2020年06月25日
News Release
【アジア新興国・地域の潜在成長率~持続的な高成長は可能か】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
アジア新興国・地域の潜在成長率~持続的な高成長は可能かのレポート Topへ